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上田桃子が4位浮上!I.K.キムは苦しみながら首位キープ

タイのサイアムCCで開催されている、2011年の米国女子ツアー開幕戦「ホンダ LPGAタイランド」の2日目。単独首位からスタートしたキム・インキョン(韓国)が、1ストローク落としたものの通算8アンダーでその座を死守。通算7アンダーでミッシェル・ウィとヤニ・ツェン(台湾)が続いている。

日本勢で最上位につけたのは、11位タイからスタートした上田桃子。5バーディ、2ボギーの「69」をマークし、ポーラ・クリーマーチェ・ナヨンらと並び通算5アンダーの4位タイに浮上した。宮里美香はイーブンパーで回り、通算2アンダーの14位タイに後退。宮里藍は6バーディを奪うなど「69」とし、通算イーブンパーの25位タイに浮上した。

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首位に迫る二人

火曜日に降った雨の影響で、フェアウェイが湿っており、2日続けてスルー・ザ・グリーンでプリファード・ライの措置が取られた。しかし、グリーンは完璧に仕上がっており綺麗で速い。昨年より長く感じると選手が口を揃える中で、上位に進出してきたのはツアーでも屈指の飛距離を誇るミシェル・ウィとヤニ・ツェンの二人だった。

首位が伸び悩む中、この日のベストスコアとなる「68」でラウンドしたウィ。4バーディノーボギーと安定したゴルフでギャラリーを魅了する。一方、世界ランク1位のヤニは、5番でダブルボギーを叩くなど、出入りの激しいゴルフ。15番、16番と終盤に連続バーディを奪って最終18番パー5を迎えたが、第2打をピンの上の段につけてしまい、3パットで万事休す。首位にはあと1打届かなかった。

I.K.キム、貯金を生かして首位キープ

2サム30組でのラウンドながら、最終組がホールアウトしたのは17時過ぎ。5時間近くかかったラウンドに、首位を守ったI.K.キムは、「こんな長い2サムは初めて」と赤く上気した顔で舌を出した。初日にコースレコードに並ぶ9アンダーをマークしたキムだったが、この日はショットが乱れて1オーバー。それでも、最終18番で3mのバーディパットを沈めて単独首位をキープした。

桃子、「完璧を求めない」で4位浮上

「今朝の練習からショットが良くなくて、自分に期待せずにスタートしました」という上田。2番でアプローチをミスしてボギーとするが、続く3番でミスを取り返すチップインバーディ。5番でも10mのバーディパットを沈めるなど、この日は小技でスコアをまとめた。首位と3打差の4位タイに浮上するも、「今は自分のゴルフを確立することを考えたい」と、自身の足元を見据えた。

関連リンク

2011年 ホンダLPGAタイランド



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