全英女子初日/「メジャーで『68』を出せて喜ばない人はいない」
2004年 ウィータビックス全英女子オープン
期間:07/29〜08/01 場所:サニングデールGC(イングランド)
アニカが大会連覇に向けて好スタート!木村15位、宮里藍は38位発進
米国女子ツアー第19戦「ウィータビックス全英女子オープン」が、イングランドのサニングデールGCで開幕した。今季メジャー第4戦、今回は日本ツアーからも5人の選手が参戦。中でもスーパールーキー宮里藍が海外メジャー初挑戦ということもあり、ひときわ注目を集めている。
宮里は、今季のメジャー第1戦「クラフトナビスコ選手権」を制したグレース朴とのラウンド。1番パー5で2オンに成功し、幸先の良いスタートを切った。だが、4番パー3で短いパーパットを外しリズムを崩すと、続く5番パー4でも2打目をショートし寄らず入らずのボギー。練習ラウンドで1オンに成功していた9番273ヤードのパー4でも、バンカーに捕まってボギーを叩き、前半を2オーバーで折り返す。
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後半に入ると、パーを重ねて流れを引き寄せた宮里は、終盤17、18番でセカンドショットをピン側につけて連続バーディで締めくくり、イーブンパーの38位タイで初日を終えた。試合後、「今日は70点の出来」と振り返り、予選通過に向けて闘志を燃やしている。
また、そのほか日本勢は、木村敏美が日本人の中でトップの2アンダー15位タイ。東尾理子と茂木宏美は2オーバーの74位タイ、大山志保は3オーバーの92位タイと出遅れた。
一方、上位争いは、米国女子ツアー開幕戦「ウェルチ・フライズ選手権」を優勝したカレン・スタップルズが7バーディノーボギーの完璧なゴルフでロケットスタートに成功。大会連覇を狙うアニカ・ソレンスタムは、4アンダー3位タイの好スタートを切っている。
そのほか注目選手は、今季優勝を挙げ好調なロレーナ・オチョア(メキシコ)とクリスティー・カー(米国)が3アンダーの8位タイ。宮里と一緒にラウンドしたグレース朴は1アンダー30位タイ。メジャー通算4勝を誇る朴セリ(韓国)は、1オーバーの57位タイにつけた。