全英女子最終日/スタップルズ、「今日の主役は私かも、と思った」
2004年 ウィータビックス全英女子オープン
期間:07/29〜08/01 場所:サニングデールGC(イングランド)
K.スタップルズがアルバトロスを達成!メジャー初制覇
イングランドのサニングデールGCで行われている、米国女子ツアー第19戦「ウィータビックス全英女子オープン」の最終日。首位と1打差の3位タイからスタートしたカレン・スタップルズ(イングランド)が、大舞台でスーパープレーを披露した。
スタップルズは、1番パー5でイーグルを奪い幸先の良いスタートを切ると、2番パー5での第2打、ピンに向かって一直線に飛んだボールが、なんとそのままカップに入り“アルバトロス”を達成。出だしの2ホールで5ストローク伸ばし、大きなアドバンテージを得たスタップルズがその後もバーディを積み重ね、この日のベストスコア64をマーク。
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女子メジャー史上タイ記録となる通算19アンダーで2位以下に5打差をつけ、地元選手が見事メジャータイトルを手にした。イギリス選手のメジャー大会優勝は、A.ニコラスの1997年「全米女子オープン」制覇以来となった。
また、通算14アンダーの2位にはレイチェル・テスキ(オーストラリア)、通算13アンダーの3位にはヘザー・ボウイ(米国)、通算12アンダーの4位にはロレーナ・オチョア(メキシコ)が入っている。
一方、首位と5打差の10位タイから逆転Vを狙ったアニカ・ソレンスタムだが、バーディの後にボギーとなかなかスコアを伸ばせず、通算8アンダーの13位タイで大会連覇を達成することはできなかった。
そのほか日本勢では、木村敏美が2つスコアを伸ばして通算5アンダーの25位タイでフィニッシュ。大山志保とメジャー初挑戦の茂木宏美は、最終日にスコアを崩してしまい2人とも通算2オーバーの42位タイで4日間の競技を終えている。