2005年 全英女子オープン
期間:07/28〜07/31 場所:ロイヤルバークデール(イングランド)
ジオン・ジャンがメジャー初制覇!宮里は11位タイ、不動は15位タイ!
イングランドのロイヤルバークデールで開催中の米国女子ツアー第21戦「全英女子オープン」最終日。韓国のジオン・ジャンが初日からのトップを守り、16アンダーで優勝した。6月に行われた「全米女子オープン」のバーディ・キム(韓国)と同じく、ツアーでの初優勝がメジャー初制覇となった。
2位に5打差をつけてスタートしたジオン・ジャンは終始安定したプレーで4バーディ、1ボギーと3つスコアを伸ばした。一方、追い上げが期待された2位スタートのアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと振るわずジオン・ジャンを楽にさせてしまった。結局アニカは、9アンダーの5位タイフィニッシュ。一時はトップに2打差まで追い上げたソフィー・グスタフソン(スウェーデン)が12アンダーで単独2位に入った。
<< 下に続く >>
日本の3選手は最終日にスコアを伸ばしてきた。圧巻は宮里藍。6バーディ、1ボギーと5つスコアを伸ばしトータル7アンダーの11位タイフィニッシュ。海外4連戦の最後のラウンドで「成長していることを自分でも感じた」と満足のいく結果を残した。
不動裕理は3日間連続となるアンダーパーのラウンドで6アンダーまでスコアを伸ばし、15位タイでフィニッシュ。東尾理子はボギーなしの4バーディでトータル1オーバーの42位タイで競技を終えた。なお、15位以内に入った宮里と不動は来年の出場権を獲得している。
その他注目選手では15歳のアマチュア、ミッシェル・ウィが10アンダーの3位タイ。先週の「エビアンマスターズ」で今季2勝目を飾ったポーラ・クリーマーはスコアを崩し、6アンダーの15位タイで競技を終えている。