バージニア州、ウィリアムズバーグにあるキングスミルリゾート&スパで行われる、米国女子ツアー第9戦「ミケロブウルトラオープン」の3日目。昨日コースコンディションの悪化により順延となったが、コースコンディションも回復し、第2ラウンドが行われた。

今大会のコースはピート・ダイが設計した難コース。昨年にコースを大改修したため、さらに難易度が高くなった。予選ラウンドを終えて通算6アンダーの単独首位に立ったのは、昨年から頭角をあらわしているクリスティー・カー。この日6バーディ3ボギーで周り、初日と同じくスコア「68」をマークした。

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通算4アンダーの2位タイに、ミッチェル・レッドマン、A.J.イーソーンの2人が続いている。ともにこの日は2つスコアを伸ばし、予選ラウンドをいい形で終えた。また、通算2アンダーの6位タイに、今季1勝を挙げ波に乗るベテランのウェンディ・ドゥーランがつけた。

通算イーブンパーの14位タイには、米国女子ツアー6勝を誇るグレース朴（韓国）、昨年末のクオリファイングトーナメントで1位通過を果たしたスーパールーキーのポーラ・クリーマー、開幕戦を勝利したジェニファー・ロザレス（フィリピン）、昨年2勝を挙げたロレーナ・オチョア（メキシコ）といった勢いのある若手が、好位置につけている。

そのほか、昨年から続いている6試合連続優勝の大記録がかかるアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）。初日5オーバーと大きく出遅れ、予選落ちの危機に立たされていたが、この日4つスコアを伸ばして通算1オーバーの26位タイで予選通過を果たした。一方、昨年の覇者朴セリは12オーバーの131位タイ、東尾理子は通算13オーバーの135位タイと奮わず予選落ちを喫した。

明日最終日は、36ホールによる決勝ラウンドが行われる。