藍の苦悩・・・タイトル争いとプレースタイルの葛藤
2010年 ロレーナ・オチョア・インビテーショナル
期間:11/11〜11/14 場所:グアダラハラCC(メキシコ)
藍、無念!バーディ合戦に取り残され6位で大会を終える!優勝はキム・インキョンの手に!
メキシコのグアダラハラCCで開催されている、米国女子ツアーの第25戦「ロレーナ・オチョア・インビテーショナル」の最終日。キム・インキョン(韓国)が猛烈なバーディラッシュで通算19アンダーとし、今季初優勝を手にしている
首位と1打差で最終日を迎えた宮里藍。逆転優勝へ向け舞台は整っていたが、2番のバーディの後、4番のダブルボギーを皮切りに、まさかの連続ボギーを叩き、優勝争いから大きく後退。その後は気を取り直し、9番でバーディを決めて前半を終える。後半は完全に復調し、11番と13、14番でバーディをマーク。ラストも4日連続となるバーディフィニッシュ。通算13アンダー、単独6位で大会を終えた。優勝争いから脱落した後も、不屈の精神で最後までプレーし、タフなところを見せた宮里。残念ながら優勝は逃したが、今の宮里であれば、必ずやこの経験を次に生かしてくるに違いない。
<< 下に続く >>
優勝を手にしたのは宮里と並び、2位タイからスタートしたキム・インキョン(韓国)。1番、3番でバーディを決める好スタートを切ると、優勝を争う直接のライバル、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、宮里藍が4番でダブルボギーを叩くなど、足踏みしている間に6番から4連続バーディを奪って一気に首位を奪う。後半も着実にスコアを伸ばし、最終的通算19アンダーでフィニッシュ。2位に3打差をつけ、今季初優勝を手に入れた。
通算15アンダー、単独3位にはカリン・イシェール(フランス)。通算14アンダー、4位タイにはポーラ・クリーマーとクリスティ・カー。現在賞金ランクトップのチェ・ナヨン(韓国)は、通算12アンダー、7位タイで大会を終えている。なお、宮里美香は通算5アンダー、20位でフィニッシュ。ロレーナ・オチョア(メキシコ)は、通算イーブンパー、25位タイで大会を終えている。