「勝てれば何でもいい」永井花奈は意識改革でピンをデッドに
2022年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント
期間:10/07〜10/09 場所:東名CC(静岡)
第2ラウンドは日没順延 小祝さくらが暫定首位
◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 2日目(8日)◇東名CC(静岡)◇6570yd(パー72)
降雨によるコースコンディション不良のため順延されていた第1ラウンドの未消化分を終えてから開始された第2ラウンドは、午後5時6分に日没サスペンデッドとなった。1打差の2位から第2ラウンドを開始した小祝さくらがボギーなしの5バーディ「67」でプレーし、通算10アンダーの暫定首位に立った。
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第1ラウンドの再開時刻、午前7時半を目指して小祝は3時50分に起床した。朝食は「食欲がわかず、無理やり頑張って」フルーツと味噌汁を口にして準備を開始。練習場のスペースの関係で各選手15球に限定されたドライビングレンジでの打ち込みも「眠すぎて、それどころじゃなかった。とりあえず体を起こそうと…」と睡魔と闘うばかりだった。
寝ぼけ眼でいながら、再開の一打となった前半8番(パー5)で3mのパットを沈めてバーディ。ボギーをたたくことなく長丁場の一日を終え、「ショットが基本的に安定していた」という内容に納得した。第2ラウンドの最終18番(パー5)の2打目の前に順延のホーンを聞き、「後半の途中からほとんどのホール走った。無事に上がれて良かったです」と笑顔。5月「リゾートトラストレディス」以来の今季2勝目に向け「ベストを尽くすことだけに集中したい」と最終日を見据えた。
第1ラウンド首位の上田桃子が5ホール、菅沼菜々が1ホールを残して通算8アンダーの暫定2位につけている。
この日21歳の誕生日を迎えた西郷真央(15ホール終了)は、吉田優利(17ホール終了)らと並んで通算7アンダーとしている。
メルセデスランキングトップの山下美夢有は後半15番まで終えて通算2アンダー。前週優勝の勝みなみは17ホール終了後、腰痛のため棄権した。
第2ラウンドの残りは9日(日)の午前7時に再開する。決勝ラウンドは午後9時半に1番、10番から開始予定。
<暫定の上位成績>※カッコ内は消化ホール
1/-10/小祝さくら
2T/-8/菅沼菜々(17)、上田桃子(13)
4T/-7/内田ことこ、永井花奈、笠りつ子 ほか