賞金女王争いの第1ラウンドは、横峯に軍配！

国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が宮崎県にある宮崎CCで開幕した。大会初日は好天に恵まれ、気温は17.6度まで上昇。日中は半袖で過ごせる程のぽかぽか陽気となった。

賞金ランキング順のスタートとなる大会初日、最終組は諸見里しのぶと横峯さくらの直接対決。「全英以来、久しぶりにドキドキしながらティショットを打った」という諸見里は、第2打をグリーン奥に外すと、アプローチを1mに寄せるもこのパットがカップに蹴られるボギースタート。続く2番で下り7mのバーディパットを沈めた横峯とは、対照的な立ち上がりとなった。

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4番で第2打を30cmにつけて楽々バーディとした横峯は、その後も安定したゴルフを続ける。一方の諸見里は、3番でボギーを叩くも、続く4番で3mのパーパットをねじ込みようやく一息。それでも、散らばるショットをアプローチとパターでしのぐ展開が続いた。

終わって見れば、横峯は通算3アンダーの首位タイ。「初日としては良いスタートが切れた」という横峯に対し、後半持ち直した諸見里は、通算1オーバーの12位タイ。「今日、自信を持って言えるのは、1打も無駄な球を打っていないということ。これだけ我慢したら、まだまだチャンスはある」と、こちらも負けずに上を向いた。

首位タイに並ぶのは、初のメジャータイトル獲得を目指す上田桃子。逆転女王の可能性がある有村智恵は、高麗グリーンの攻略に手こずり、通算1オーバーで諸見里と並ぶ12位タイにつけている。