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さくら、2位で号泣「天国と地獄です」

「日本女子オープン」最終日、首位と7打差の5位タイから逆転優勝を目指してティオフした横峯さくらは、1番パー5で2オンに成功し、7mを沈めてイーグル発進。一気に追い上げモードに突入した。

ところが、3番パー5でティショットを左に曲げると、2打目は右ラフ、4打目でもグリーンを捉えることが出来ず、最後は1.5mのボギーパットを外してダブルボギーとしてしまう。

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しかし、そこから巻き返しが始まった。直後の4番で4mのバーディパットを沈めると、6番、7番、9番でバーディを奪い返し、通算8アンダーで折り返す。「ハーフが終わった時点でトップが9か10だったので、もしかしたらチャンスがあるかなと思った」と横峯。12番で2m、14番でも2.5mのバーディパットを沈めて通算10アンダーとし、最終18番を迎えた。

その時点でトップは宋ボベの11アンダー。第2打をピン上4mにつけた横峯は、「2位以下は無いと思ったので、ちょっと強めに打った」とこのパットをカップの向こう側にぶつける強気のパットでねじ込むと、右手を上げてガッツポーズ。通算11アンダーで首位に並んでホールアウトした。

一旦クラブハウスに引き上げ、レストランのテレビで5組後ろの宋のプレーを見守った横峯。宋が17番をパーとしたのを見届けると、プレーオフに備え、18番グリーン後ろのパッティンググリーンへと向かった。

18番で行われたプレーオフ。その1ホール目は、宋がピン下4mにつけたのに対し、横峯は左4m。スライス、フックのスネークラインを、横峯はスライスと読み、キャディのジョンはフックと読んだ。先に打った横峯のパットはカップ左をすり抜け、宋は真ん中から沈めて勝負あり。負けてクラブハウスに戻ってきた横峯は、関係者に「頑張ったね」と声を掛けられると、悔し涙が溢れ出した。

会見では最後のパットを「しっかり決めて打てれば入ったのかも知れないけど、出来なかった。そこが未熟な部分だと思う」と、振り返った横峯。「バーディパットが悔いの無いように打てれば仕方ないと思えるけど、負けて悔しさがある。天国と地獄ですね」と、目を潤ませたままだった。

2009年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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