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塩谷が追い上げ、高村と並ぶ

高村亜紀は必死に我慢してのパープレー。アウト、インそれぞれボギーが先行したが、なんとか取り戻して首位をキープした。
「ショットもパットも調子が悪いので、イーブンでプレーできればいいやと思ってラウンドしました」という高村。「いつも優勝とか上位に来るときって、だいたい調子が悪いとか何か問題があることが多いんです。無理せず安全にプレーするのがいいのかも知れませんけど」

塩谷育代が上がってきた。上がってきたといっても、大詰め17番でバーディひとつ。あとはスコアカード通りのプレー。「2メートルとか3メートルとかのバーディチャンスがほとんどないラウンドでした。その代わり1.5メートルくらいのパーパットがみんな入ってくれました。パットがよく決まっていて、よく頑張ったなという気持ちです」と塩谷。
今年は6月に1勝しただけの塩谷。賞金女王の座を当然のことながら狙っている。「最後は納得できるゴルフをしたいですね。その結果が優勝なら、嬉しいですけど」

3位の石黒裕季子はプロ3年目の27歳。同志社出身。「今日のパッティングは100点満点。ボールをよく見てフォローを大きくとったのがよかった」とか。服部道子と一緒に練習している。「いろいろ勉強になってます」

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1997年 フジサンケイレディスクラシック



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