中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン最終日/上位インタビュー
1998年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン
期間:05/22〜05/24 場所:春日井CC(愛知)
島袋美幸、具玉姫が6アンダー首位
島袋美幸以外は上位陣が総入れ換えとなった。前日首位の高村亜紀、戴玉娟、チェダーは沈み、かわって実力の具玉姫が下から上がってきた。
具玉姫は2日目を4アンダープレー。 「とにかく慎重にプレーした。久しぶりに緊張して、いいプレーができている。調子も上向きになっている」と具。13番では池に入れたが1パットボギーで切りぬけた。粘り、総合的な力では定評のある具だが「明日も慎重にプレーできたらいいと思っています」
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島袋美幸はボギーなしの3バーディ。首位をキープした。「アプローチとパターに助けられた。昨日も今日も気楽にやってるのにこんなになるなんて、思ってもみなかった」
2カ月の休みの後だけに「ゴルフができるだけでいいなーという気持ち」でプレーしていた。「なんか知らないけど、うまくいってるという感じ」だそうだ。必死でやっているときには入らないバーディが、無欲でウランドしていると不思議に入ってくれる。
ぜんたいに好スコアが出ていない中で先週は惜しいプレーオフ敗退の村口史子が6バーディの66。勢いよく上がってきた。なんと6ホールで1パットパーを拾ってのスコア。パット数は実に22パット。
「ボギーなしというのは嬉しいです。先週のことは先週のこと。チャンスがあってこの位置にいるというだけです。明日もどんどん伸ばして優勝したいですね」
パッティングスタイルを変えた。1カ月ほど前に自分のビデオを見て「へんなスタイルになっている」のに気がついた。今日は去年の優勝のころのようなハンドダウンスタイルに戻したら、芯で当たるようになってくれたという。明日の追い上げ優勝の前に立ちはだかる最大の敵は花粉症だとか。