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高村亜紀が首位浮上。具玉姫は一歩後退

2日目はスコアが伸びなやんだ。首位でスタートしたベテラン具玉姫は74と一歩後退。代わって1アンダープレーに納めた高村亜紀が1打差で首位に浮上。シード権のボーダーライン争いが熾烈な韓煕圓(50位)、李五順(51位)は貯金を減らしたもののまだ上位をキープ。決着を明日にもちこした。ランク49位の片野志保、52位の久保樹乃はともに予選通過ならず。

高村亜紀は3番でボギー、6番はOB入りで乗らず入らずのトリプルボギー。ひどい前半だったが7番からはピタピタ付き始めて、以後は6バーディ、1ボギー。「アンダーパーに戻せてよかった。いままで調子が良かったわけじゃないので、とうとう悪いのが出てきたな・・という感じ」

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悪いものが出てしまって、かえって開き直ることができたのたかも知れない。「後半は思い切り振れたのが良かったのかなー。ショットに不安があるんで、ティショットもアイアン使うよりはドライバーで振っていった方がかえって安心。こういうスコアになったけど、でもロングアイアンもショートアイアンも調子いいですよ、とは言えないんです。理由はいいにくい、ちょっとした感覚なんですけど」

明日は意識しないつもりでも、きっと優勝を意識してしまうに違いない。「でも今までどおり、気にしないようにしたいですね」

具玉姫はバーディなしの悲惨な1日だった。「パットがひとつも入らなかった。体が重くて、ショットもあまりよくなかったです。高村さんは調子よさそうなので、明日は最低3つか4つ伸ばさないと勝てないでしょうね」

瀬戸際に立たされている李五順。それでも最初の関門である予選は通過した。あと1日の賞金しだいで来期の運命が決まる。「今日は頭の中が混乱して、よくわからなかった。ひとつでも上の順位に入ってシードを取らないと・・・。1打1打、いっしょうけんめいやるだけです」

片野志保は1バーディ、6ボギー、3ダボという玉砕ラウンドだった。「今日はパープレーが必要と思ってはいたんですが・・。ボギーが出て、なんとかそれを減らしたいという気持ちが焦りになった。もう完全に気持ちを切り替えてます。これだけ(83)打てば悔いはありません。気持ちを整理して予選会にのぞみます」

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2000年 大王製紙エリエールレディスオープン



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