昨年は難コースを制した大江香織が嬉しいツアー初勝利を飾った。

国内女子ツアーの今季第8戦「フジサンケイレディスクラシック」が、4月26日（金）から28日（日）までの3日間、静岡県の川奈ホテルGC富士コースで開催される。

昨年大会は、2打差を追って最終日をスタートした大江香織が「70」をマークして逆転。強い海風と激しいアップダウン、芝目の強い高麗グリーンがツアー屈指の難度を生む川奈で、嬉しいツアー初勝利を手にした。

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2010年にツアー通算2勝目を飾った服部真夕を挟み、07年から佐伯三貴、上原彩子、タミー・ダーディン（オーストラリア）、11年の金田久美子、そして大江と、ここ6年で5人の初優勝者が生まれている。風次第でまったく別のコースへと変貌し、予想のつかない展開へと導くのも、ここ川奈に秘められた楽しみの1つだ。

その歴代優勝者の1人、佐伯は先週の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で今季初勝利。心身ともに充実した状態で思い出の地へと乗りこむ。米国女子ツアープレーヤーの上原も参戦を予定しており、得意とするショートゲームで再びの川奈攻略に挑む。また、横峯さくらが今週で予選通過を果たせば、不動裕理が持つ連続予選通過のツアー記録「91」に並ぶ。試合展開と並行して、こちらの動向にも注目したいところ。

【主な出場予定選手】
大江香織、アン・ソンジュ、飯島茜、李知姫、イ・ボミ、上原彩子、大山志保、金田久美子、菊地絵理香、木戸愛、佐伯三貴、斉藤愛璃、酒井美紀、全美貞、服部真夕、馬場ゆかり、原江里菜、比嘉真美子、藤本麻子、堀奈津佳、森田理香子、諸見里しのぶ、横峯さくら、笠りつ子