2008年 ミズノクラシック
期間:11/07〜11/09 場所:近鉄賢島CC(三重)
申智愛が首位浮上!服部真夕が2打差の2位
三重県にある近鉄賢島CCで行われている日米両ツアーを兼ねた「ミズノクラシック」の2日目、晴天に恵まれた初日とは一転、この日は朝から気温は上がらず、冷たい雨と風が吹きつける厳しいコンディション。レインウェアと帽子、さらにはカイロまで使って、選手達は防寒対策を施した。
この悪条件の中、6バーディノーボギーの「66」で通算10アンダーとし、単独首位に躍り出たのは、今季4回出場した日本ツアーでいまだに2位以下が無い申智愛(韓国)。「日本食が大好きだし、日本は快適」と、まるで母国での戦いのようなリラックスムード。「今日は寒かったので、バーディを狙わず、パーセーブを心掛けた」と、“イージーゴルフ”で日本ツアー今季2勝目に王手を掛けた。
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先週ツアー初優勝を果たしたばかりの服部真夕が、2打差の単独2位に続いている。2日目を最終組で迎えた服部は、「1番ティから緊張していた」と前半はスコアを伸ばせず折り返す。だが、流れを取り戻した後半は、9ホールで3バーディを奪い返し、通算8アンダーへとスコアを戻した。「優勝してから、自信を持ってゴルフが出来ている」と伸び盛りの服部は言う。「すごく良い位置で最終日を迎えられるので、沢山学んで、経験をして、どんどん成長していけるような試合にしたいです」と、目を輝かせた。
さらに1打差の通算7アンダーには、大山志保とイ・ジヨン(韓国)の2人が続く。キャディとのコンビで、「とっても楽しい」と笑顔のラウンドを続ける大山は、この試合に勝って、来季の米ツアー出場権とともに、地元・宮崎で行われる最終戦の出場も果たしたいところ。横峯さくらは通算2アンダーの22位、宮里藍、上田桃子は通算イーブンパーの38位タイで2日目を終えている。