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大山志保、自己ベストタイの7アンダーで単独首位

国内女子ツアー第32戦「マスターズGCレディース」が、兵庫県にあるマスターズゴルフ倶楽部で開幕した。大会初日、早い時間は昨夜からの雨が残って時折霧雨がぱらついたが、昼前には雨も止み、雲間からは太陽も顔を覗かせた。フェアウェイ、グリーン共に湿気を含んで軟らかくなったが、そのコンディションをものともせずに、ビックスコアを叩き出したのは、06年の賞金女王・大山志保だ。

来季の米ツアー参戦を目指し、QT(予選会)に挑戦している大山。ファイナルQTは、国内ツアーの最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」と日程が重なるため、大山が出場出来るのは、この試合を含め残り5試合だ。

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「もちろん、優勝して向こうに行きたいけど、簡単なことではないので、まずは自分のベストのプレーをしたい」という大山。この日は「入るんだという気持ちを持ってスタートした」というパッティングが好調で、3m前後のバーディパットをことごとく沈めて、しかもノーボギー。自己ベストタイの「65」をマークし、通算7アンダーで単独首位に立った。「自分でもびっくりしています」という大山は、2位に5打の大差をつけて、2日目に臨む。

2位以下は混戦模様。通算2アンダーに並ぶのは、ニッキー・キャンベル(オーストラリア)、宋ボベ(韓国)、北田瑠衣全美貞(韓国)、横峯さくら李知姫(韓国)の6人。さらに1打差で、この日14番でホールインワンを達成した笠りつ子の他、佐伯三貴天沼知恵子が続いている。

2008年 マスターズGCレディース



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