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宮里藍が描く挑戦の足跡

優勝にあと一歩まで迫るも、藍惜敗

首位と2打差の4位タイからスタートした「日本女子オープン」最終日の宮里藍。1番で第2打を80cmにピタリとつけてバーディとし、この日の猛チャージが始まった。

6番バーディ、8番はボギーとしたが、直後の9番でグリーン手前のラフから10ヤードを直接沈めるチップインバーディ。大歓声に笑顔で応えた。

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折り返した後半、12番パー3でピン下1.5mのバーディパットを沈めた宮里は、右手でガッツポーズ。続く13番では、5mを沈めて連続バーディとし、通算3アンダーへスコアを伸ばした。首位に並んで迎えた最終18番は、段の上につけてしまい2パットのパー。首位タイでホールアウトして後続を待った。しかし、一組後ろで回る李知姫が、最終ホールにバーディを奪い通算4アンダーとし、宮里の優勝は無くなった。

「あー、ざんねんーーー」。記者会見場に姿を見せた宮里は、悔しさを滲ませた。「本当にいい流れで1番をスタート出来て、落ち着いている自分がいて、すごく充実したラウンドでした。目標は3つだったけど、1つ上回ったし、このコースで4アンダーを出して勝てなかったら、運が無かったのかなという感じです」。

終盤は、深呼吸にストレッチ、ティで飛び跳ねたりして体をほぐした。「自分が思っている以上に体は緊張しているだろうと思って、必要以上にやりました」という宮里。「タイトルの重さにも、自分にも負けることなく、最後まで集中して出来ました」と、大きな瞳を輝かせた。

来週からは再び米ツアーに参戦する。「いい弾みをつけて今週を終われたし、次の2週間が楽しみです。久しぶりだし、また新鮮な感覚で、自信を持ってプレーできると思う」と、日本で得た自信を胸に、主戦場のアメリカへ戻る。

2008年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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