レギュラーツアーでは初めて単独首位で最終日を迎える新崎弥生

愛知県の南愛知CC美浜Cで開催されている国内女子ツアー第27戦「マンシングウェアレディース東海クラシック」の2日目。台風一過で晴天に恵まれ、真夏のような日差しに気温も28度まで上昇。そして上位はバーディ合戦となった。

この日のギャラリー数は6,949人。もっとも注目を集めた最終組の横峯さくら、諸見里しのぶ、山口裕子の3人だが、スコアを伸ばしきれず上位から脱落。代わって上位に浮上してきたのは、新崎弥生、小俣奈三香といったツアー初優勝を狙う選手だった。

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3アンダー3位タイからスタートした新崎は、3番でカラーからパターを使ったチップインバーディを奪うと、17番でも同じように6メートルの距離をチップインバーディ。この日6バーディ、1ボギーの「67」でラウンドし、通算8アンダーの単独首位に浮上した。新崎は2005年のステップアップツアー「GDOレディース」で優勝を果たしたが、レギュラーツアーでは未勝利。最終日最終組はその時以来だが、気負わずにプレーすることを心がける。

新崎と同じ組でラウンドした小俣も3バーディ、ノーボギーという内容で6アンダー単独2位につけている。8月に入り2試合連続で予選落ちをした小俣は「何かを変えてみよう」と考え、スコアを気にしないようにした結果、先週の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に続き今週も好結果につながっているという。

5アンダー3位には諸見里しのぶと李知姫（韓国）が並び、4アンダー5位には上田桃子、高村亜紀とアマチュアの藤本麻子の3人がつけている。初日4アンダーで諸見里とともに首位に立っていた横峯さくらは、1バーディ、3ボギーとスコアを落とし2アンダー17位タイに後退してしまった。