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ツアー記録に並ぶハイスコアでの戦い。上原が単独首位!

静岡県裾野市にある東名CCで行われている国内女子ツアー第19戦「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の2日目、じりじりと強い日差しが照りつけ、気温は32度を超えて上昇。大会は真夏を感じさせる暑さの中での戦いとなった。

この日スコアを伸ばしたのは、初日4位タイの上原彩子。今年の「フジサンケイレディス」で念願の初勝利を上げた上原だが、2試合後の「ワールドレディス・サロンパスカップ」2日目の朝に、突然意識を失い倒れて大会を途中棄権。その後、「どうやって打てば良いか分からなくなった」というが、これを機にスイング改造に着手。「意識しないと、前のスイングに戻ってしまう」というものの、「今日はそれ以外でリカバリーが出来た」と、6バーディ1ボギーと5つスコアを伸ばして通算10アンダーとし、単独首位に浮上した。

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「15アンダーはいかないと優勝は難しい」とキャディと確認しながらのラウンドだったという上原。明日の最終日に向けて、「良い感じなので、いけると思います」と微笑んだ。

2打差の2位タイに続くのは、福嶋晃子李知姫の2人。ともに今季1勝ずつを上げ、賞金ランキングでも1位福嶋、2位李と好調な2人が最終組に入った。なお、今大会のカットラインは通算1アンダー。LPGAツアー記録タイとなるハイスコアで、2年前の覇者・古閑美保は通算2オーバーで約1年ぶりの予選落ち。「一生懸命やった結果なので、しょうがないです」と肩を落とした。

2008年 スタンレーレディスゴルフトーナメント



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