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有村智恵が感涙のツアー初勝利! 5打差の圧勝で飾る!

兵庫県にあるマダムJGCで開催されている、国内女子ツアー第16戦「プロミスレディスゴルフトーナメント」の最終日。心配されていた雨は、一時的に降る程度で断続的な雨にはならず、競技は順調に進行した。

優勝争いは、中盤まで最終組の有村智恵不動裕理による熾烈なデッドヒートを繰り広げられた。首位の有村から3打差でスタートした不動は、2番でバーディ、さらに7番から3連続バーディと猛追。9番を終えた時点で通算11アンダーとし、首位の有村に並んだ。

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しかし、「焦りはあったが、自分のスコアだけを考えようと集中していた」という有村は、10番で3メートルを沈めてバーディ。対する不動は10番をボギー、さらに13番では4メートルの距離から3パットを犯し、有村に独走を許すことになる。有村はその後も気を緩めることなく15番、17番でもバーディを奪取。この日4バーディ、ノーボギーと最後まで好調を維持した有村が、2位に5打差をつける通算14アンダーで念願のツアー初勝利を達成した。「自分は泣かないだろうな、と思っていた」という有村だったが、18番グリーンに駆けつけた三塚優子原江里菜の祝福を受けると、大粒の涙が頬を伝った。

通算9アンダーの単独2位には、この日4ストローク伸ばした大山志保。通算8アンダーの3位タイに、共に最終組をラウンドしたリ・エスド(韓国)と不動が並んだ。不動は「まあ上出来です。(有村は)初優勝という雰囲気を感じさせないプレーでしたね」と有村を称えていた。

2008年 プロミスレディスゴルフトーナメント



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