青山加織のスイングをスーパースローで見る
2011年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/11〜11/13 場所:グレートアイランドC(千葉)
青山と服部が首位に並ぶ! 横峯が2打差で追う
◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 2日目◇グレートアイランドC (千葉)◇6,607ヤード(パー72)◇晴れ◇ギャラリー数:5689人
初日サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと、引き続き第2ラウンドが行われ、首位に2打差で第2ラウンドを迎えた青山加織と服部真夕がともに「68」をマーク。通算6アンダーの首位に並び、明日の最終日を迎える。
<< 下に続く >>
通算5アンダーの単独3位に馬場ゆかり。通算4アンダーの4位タイに、この日のベストスコアとなる「65」をマークした藤本麻子のほか、藤田幸希と横峯さくらが続く。2週連続優勝がかかる上田桃子は通算3アンダーの7位タイ。今週優勝すれば賞金女王が決まるアン・ソンジュ(韓国)は通算1アンダーの19位タイ。前年度覇者の佐伯三貴は、第1ラウンド終了後に腰痛のため棄権している。
<悲願の初優勝へ青山加織が首位タイで最終日へ>
プロ入り5年目の青山加織が、4バーディ、ノーボギーのラウンドで通算6アンダー首位タイに浮上。自身初の最終日最終組の座を掴んだ。ドライバー、アイアンショットと曲がらないことが持ち味の青山は、この日ピンチというピンチもなく、パーパットは全て2m以内と、安定したゴルフを披露した。「17番のボードがすごく気になって、自分の名前が一番上にあるので緊張しましたが、スコアを崩すことなく出来ました」。緊張してボギーをたたくことも多かった青山だが、この2日間は落ち着いたプレーを続けている。
<後半怒涛の4連続バーディを見せた服部真夕>
青山と同じく2アンダー3位タイからスタートした服部真夕が、7バーディ、3ボギーと4ストローク伸ばして首位タイに浮上した。圧巻だったのは、後半12番からの4連続バーディ。全て1ピン(2.5m)以内につけるショットで一気にスコアを伸ばした。17番パー3で2mのパーパットを外したが、最終18番は8mのバーディパットをねじ込み首位タイでホールアウトした。
<後半だけで6バーディの馬場ゆかりが単独3位>
1オーバー23位で第2ラウンドを迎えた馬場ゆかりが、前半9ホールを全てパーで通過するが、後半に入り6つのバーディを量産。通算5アンダーまでスコアを伸ばして首位と1打差の単独3位に浮上してきた。「前半は疲れもあってショットもピンときていなかった。でも後半はショットがピンに寄ってくれたので。たぶんハーフでのベストスコアですね」と笑顔でホールアウトした。「明日はスコアよりも楽しんでやれれば良いと思います」。日本女子オープンを制した馬場が今季2勝目を逆転で狙う。