初日から首位を守る完全優勝で再び賞金ランキングトップに躍り出た宮里藍

埼玉県にある武蔵丘GCで開催されている、国内女子ツアー第28戦「樋口久子IDC大塚家具レディス2005」の最終日。宮里藍がこの日も順調にスコアを伸ばし通算14アンダー、2位以下に7打差をつける圧勝で、賞金ランキングトップの座も再び取り戻した。

なかなかバーディがとれず7番までパーが続いた宮里。8番でこの日初めてのバーディを奪った。その後は波に乗り、結局5バーディ、ノーボギーの内容でホールアウト。ツアー通算11勝目を飾った。これで再び賞金ランキングも不動裕理を逆転し、およそ550万円の差をつけトップ。次週は来季参加を目指している米国女子ツアーとの共同開催競技「ミズノクラシック」に出場を予定している。アニカ・ソレンスタムを始め強豪勢が参加してくる大会に「勝つのはすごく厳しいと思うが、今の自分を出し切る」と語った。

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一方、今大会が今季の最終戦となる諸見里しのぶは、スタートホールから連続バーディと気合い十分のスタート。「最初からスコアボードを意識した」というように、1つでも順位を上げたい諸見里は、その後もバーディを重ね6バーディ、2ボギーでまわり、通算7アンダーの2位タイでフィニッシュ。スタート前、本人が目標にしていた3位以内に入り、後は最終戦まで結果を待つのみとなった。

横峯さくらは、ボギーが先行する苦しい展開。1つスコアを落とし、通算1アンダーの24位タイで今大会を終えている。