この日9つのバーディを量産し、単独首位に立った佐伯三貴

国内女子ツアーの第32戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」が、千葉県のグレートアイランド倶楽部で開幕。大会初日は曇り空の一日となったが、風が強く吹き始め、多くの選手が出入りの激しいゴルフを展開した。

その中で最もスコアを伸ばしたのは、9バーディ、4ボギーで5アンダーをマークした佐伯三貴だった。1番、2番を連続ボギーでスタートした佐伯だが、前半に4つのバーディを奪い1アンダーまでスコアを伸ばすと、後半は10番から2連続、そして13番から3連続バーディを奪い6アンダーとした。終盤の16番で4つ目のボギーを叩いたが、2位に1打差の単独首位となった。

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1打差で佐伯を追いかけるのは、現在賞金ランキング2位の横峯さくら。1番、3番とバーディを先行した横峯は、前半に3アンダーまで伸ばすと、後半も1ストローク伸ばして4アンダーでホールアウト。今大会を制し、逆転賞金女王への可能性を少しでも広げたいところだ。

3位タイには2アンダーをマークしたイ・ナリ、キム・ナリ、朴仁妃と韓国勢3人が並んだ。さらに1打差の1アンダー6位タイに吉田弓美子、中田美枝と並び賞金ランキング首位のアン･ソンジュ（韓国）となっている。アンはショットが乱れながらもボギー2つに止めて、2日目以降の巻き返しを狙っている。