モーガン・プレッセルのスイング分析
2010年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ
期間:05/06〜05/09 場所:茨城GC西コース(茨城)
M.プレッセルが首位に浮上!宮里藍も20位タイに浮上
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開催されている、国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の2日目。前日の強風は収まったが、昼ごろから雨が降ったり止んだりという天候となった。
この日最もスコアを伸ばしたのは、米ツアーから参戦しているモーガン・プレッセル。1アンダー8位タイからスタートしたプレッセルは、1番、3番、4番と順調にスコアを伸ばしていった。「今日はパットが非常に良かった」と振り返るモーガンは、6、7mのパットを2回も決め、この日は5バーディ、1ボギーという内容で、通算5アンダーの単独首位に浮上した。
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モーガンの好プレーにも引っ張られ、同じ組でラウンドした宮里藍も前半に3バーディを奪い順位を上げた。しかし、後半は14番でボギーを叩くなどバーディはなし。初日はチップインバーディで締めたが、2日目は最終18番でダブルボギーフィニッシュ。結局スタート時の4オーバーに戻してしまったが、順位は50位タイから20位タイと大きく伸ばしている。
首位と3打差の通算2アンダー単独2位は、宮里、モーガンと同じ組のヤニ・ツェン(台湾)。さらに1打差の通算1アンダーの単独3位には、初日に4アンダー首位タイにつけていた井芹美保子が粘りを見せている。2日間の予選ラウンドを終え、アンダーパーは3人だけとなってしまった。
続いて通算イーブンパーの4位タイには服部真夕、佐伯三貴、ヤング・キム(韓国)、テレサ・ルー(台湾)の4人。通算1オーバー8位タイに横峯さくら、中田美枝、茂木宏美、辛ヒョンジュの4人が続いている。
注目選手では、ディフェンディングチャンピオンの諸見里しのぶが通算6オーバーで29位タイ。1アンダー8位タイにつけていた上田桃子が、この日8オーバーと崩れて通算7オーバーの37位タイに後退。古閑美保は通算8オーバーの50位タイで辛うじて予選を通過。有村智恵はスコアを1つ伸ばしたが通算9オーバーの59位タイで予選落ちとなった。