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逆転賞金王へ金谷拓実と蝉川泰果が4位発進 首位に宇喜多飛翔ら

◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(23日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)◇晴れ(観衆2726人)

ツアー初優勝を目指す宇喜多飛翔(うきた・つばさ)が9バーディ、ノーボギー「63」で回り、同じく9バーディを奪ったツアー1勝のヤン・ジホ(韓国)とともに9アンダーの首位発進を決めた。

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宇喜多はプロデビュー戦の4月「関西オープン」、5月「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」に続く今季3度目の首位発進。賞金ランキング61位と来季シード(67位まで)獲得は濃厚な位置につけている。「全体的に危なげなく淡々と、パターが入ってくれたので総合的によかった」と振り返った。

大阪学院大の4年生で、前週「ダンロップフェニックス」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げた杉浦悠太(日大4年)とは同学年。「一緒に海外の派遣試合も行っていた。同級生でレギュラーツアーに出ているプロがいないし、負けていられない」と意気込んだ。

2打差3位でツアー未勝利の31歳・小西貴紀が続いた。

逆転賞金王の可能性がある賞金ランキング2位の金谷拓実と同3位の蝉川泰果は6アンダー4位。2008年からの連続賞金シード維持がかかる池田勇太は5アンダー11位でスタートした。

賞金ランキング1位の中島啓太は、ともに今季2勝の今平周吾平田憲聖らと同じ2アンダー47位で滑り出した。

前週「ダンロップフェニックス」を制して今大会がプロテビュー戦の杉浦は、大槻智春岩田寛らと並んで1アンダー68位。大会主催のカシオと所属契約を結ぶ石川遼は3オーバー100位と大きく出遅れた。

<上位成績>
1T/-9/宇喜多飛翔ヤン・ジホ
3/-7/小西貴紀
4T/-6/金谷拓実蝉川泰果小浦和也杉山知靖ソン・ヨンハンリュー・ヒョヌトッド・ペク
11T/-5/池田勇太杉原大河片岡大育幡地隆寛西山大広清水蔵之介(アマ)

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