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11年目の井上信が大逆転でツアー2勝目を飾る

神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部・西コースで行われている国内男子ツアー第17戦「キヤノンオープン」の最終日、天候にも恵まれて、会場には12,378人のギャラリーが足を運んだ。4日間合計のギャラリー数は、今季5番目に多い24,061人を記録している。

最終日、通算12アンダーの単独首位からスタートした藤田寛之は、素晴らしい立ち上がりを見せる。1番で残り145ヤードの第2打を9Iで直接ねじ込むチップインイーグル。続く2番でもバーディを奪い、わずか2ホールで3ストローク伸ばし、通算15アンダーとした。

首位と2打差の通算10アンダーから追いかける宮里優作も、1番ではグリーンの外からチップインバーディを入れ返す。3番でもバーディを奪って必死に食らいつくが、8番パー3でティショットをバンカーに入れ、2オン3パットのダブルボギー。通算10アンダーへとスコアを落とし、優勝争いから一歩後退した。

その間に急浮上してきたのは、最終組の4組前で回った井上信。前半だけで5つスコアを伸ばすと、12番、13番でも連続バーディ。通算13アンダーとし、一足先にホールアウトした。

「出だしが自分でもびっくりするスタートで、それで変に意識してしまった」という藤田。3番以降はチャンスを決められず、18番までに3つのボギーを叩いて、通算12アンダーへと後退する。一方の宮里は11番以降、3つのバーディを取り返し、同じく通算12アンダーで最終ホールを迎えた。

2打目で共にピン下5mにつけた藤田と宮里。最初に打った宮里の球は、カップの右をすり抜けた。それを見た藤田は、「カップを外そうと思ったけど、右一杯を狙った」というが、これは直前で左に切れて、バーディならず。この瞬間、井上の04年以来となるツアー2勝目が決まった。

「先週まではシードがやばいと思っていたけど、こんな展開になるなんて、ゴルフは分からないなと思いました」という井上。今年2月に入籍し、「(来年)1月に結婚式もあって、お金が掛かるので…」と、照れ笑いで喜びを表した。

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2008年 キヤノンオープン




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