三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目リーダーボード
2021年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/11〜11/14 場所:太平洋C御殿場コース(静岡)
首位は金谷拓実と幡地隆寛 木下稜介は薄氷の予選通過
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目(12日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)
1打差4位から出たツアー3勝の金谷拓実が3バーディ、1ボギーの「68」で回り、首位発進した幡地隆寛と並んで通算4アンダーのトップに浮上した。2019年にアマチュア優勝を遂げた大会を好位置で折り返した。
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タフなコンディションでのガマン大会にあって、2日間36ホールでスコアを落としたのは初日6番(ダブルボギー)とこの日の17番(ボギー)の2ホールだけ。「難しい中でスコアを落とすホールが少ないのは良いこと」とうなずくように、パーキープ率94.44%でフィールド1位と鉄壁のディフェンスがスコアメークを支えている。
アマとプロで同一大会制覇となれば、1973年のツアー制以降では「中四国オープン」の倉本昌弘、本大会の松山英樹に続く3人目の快挙。「やることは変わらない。残り2日、ベストを尽くして優勝したい」と静かに闘志を燃やした。
首位を1打追う通算3アンダー3位には比嘉一貴と谷原秀人。さらに1打後ろの通算2アンダー5位に今季下部ツアー賞金王の久常涼、ディラン・ペリー(オーストラリア)、時松隆光、アマチュアの杉原大河(東北福祉大4年)が続いた。
2020年大会覇者の香妻陣一朗は通算3オーバー24位。直近2季で賞金王を戴冠した今平周吾は通算6オーバー50位。
賞金ランキング1位の木下稜介は出だしからダブルボギーを先行するなどスコアを落としたが最終18番(パー5)でバーディを奪取し、カットライン上の通算7オーバー58位でホールアウト。薄氷を踏む予選通過となった。
<上位陣の順位>
1T/-4/幡地隆寛、金谷拓実
3T/-3/比嘉一貴、谷原秀人
5T/-2/久常涼、ディラン・ペリー、時松隆光、杉原大河(アマ)
9T/-1/堀川未来夢、片山晋呉、竹谷佳孝、チョ・ミンギュ、米澤蓮(アマ)