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大槻智春が完全Vへ首位キープ 石川遼は7位後退

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 3日目(22日)◇取手国際GC(茨城県)◇6804yd(パー70)

大槻智春が5バーディ、1ダブルボギーの「67」で回り、通算19アンダーで単独首位をキープ。初日からトップを守る完全優勝、2019年「関西オープン」以来となるツアー2勝目へ前進した。

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今大会の目標は“各日4アンダー”。ティショットで風を読み切れずに左へOBとなった15番のダブルボギーが響いて1打足りないスコアだったが、「4日間あったら、1日はこういう日が絶対にある。落胆とかはない」と淡々。優勝への意識も、まだしていないと繰り返す。

出身となる茨城での開催。「茨城で試合があって、それで優勝出来たらうれしいこと。ギャラリーの方たちが入れるようになって、その観客の前でプレーできたらもっと“地元優勝”へのイメージも湧いただろうなあ」と、ちょっぴり寂しさも見せた。最終日に向けては「自分のゴルフをしつつ、獲れるところでバーディを獲っていければ」と冷静に意気込みを口にした。

ツアー未勝利の25歳・和田章太郎がこの日のベストスコア「61」をマークし、内藤寛太郎と並ぶ3打差2位に浮上。今大会がプロデビュー戦となる大西魁斗が「62」でソン・ヨンハン(韓国)とともに15アンダー4位。

5打差3位から出た石川遼は5バーディ、3ボギーの「68」と伸ばしきれず、13アンダー7位に後退した。

国内ツアー初のプロとアマチュアが同組で回るプロアマ形式の大会。決勝ラウンド2日間は予選会を勝ち抜いたアマによるスクラッチ戦も並行して行われ、プロとアマが同じティイングエリアからプレーする。

<上位成績>
1/-19/大槻智春
2/-16/和田章太郎内藤寛太郎
4T/-15/大西魁斗ソン・ヨンハン
6/-14/ショーン・ノリス
7T/-13/石川遼梅山知宏亀代順哉スコット・ビンセント

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