池田勇太が2013年の選手会長に就任
1997年 ジーン・サラゼン ジュンクラシック
期間:09/25〜09/28 場所:ロペC(栃木)
ジャンボ崩れて、エレラが逆転優勝!
逆転優勝といっていいのだろうか。なにしろコロンビアのエドアルド・エレラは2日目の時点ではトップだったのだから。4バーディ、2ボギー。3日目にちょっと休んで、最終日にまた元の位置に復帰したと言うこともできる。
「すごくハッピー。でも疲れた。今日はたまたまジャンボがベストの状態ではなかったから勝てたけど、でも日本で最高の選手を倒せたのだからとても嬉しい」とエレラ。
昨96年の大京オープン以来の優勝。これで日本で3回目の勝利となった。大きなグリーンに苦しむ選手が多い中、「Z.モウの奥さんに夫人にアドバイスを受けた」パッティングが決まった。 「目がボールの外にきているのを注意された。ボールの真上にくるように調整したらとても良くなった。感謝です」という。今度は外国人出場選手のレベルの高い秋のトーナメントで勝ってみたいんだとか。
<< 下に続く >>
ジャンボ尾崎が逃げきれなかった。可能性を残した名物浮島の18番、昨日に続いてまたもやのダブルボギー。追撃かなわなかった。 「パッティングが悪すぎた。あれだけ悪いと気力が薄れてしまう。自滅だね」
小達敏昭もよく追い込んだ。前半は一気に3ストローク詰めたが、勢いはここまで。後半が稼げなかった。17番で痛いボギー。挽回すべき18番、よく2オンはしたものの長いバーディパットを決めることができず、ボギーのエレラに優勝を許した。 「終盤は情けない。体に力が入ってしまった」 もちろんふつうにプレーするなんて無理なのだが、それでも「平常心でやらないとダメ」だと言う。これで今季3度目の優勝争い。
上位には上がってこなかったが、倉本昌弘が1オーバーの41位。また中島常幸がイーブンパーの34位。復活のきざしがかすかに見えてきている。