藤田寛之、イーグル決まらず1打差3位
1997年 JCBクラシック仙台
期間:06/05〜06/08 場所:表蔵王国際GC(宮城)
新しい期待の男、佐藤信人ブッチギリ
「ツイてました」という佐藤信人。「1番で木の下に行ったんですが、バックスウィングできる余裕があって」出だしを無難なパー。2番でチップインバーディ。「4番ロングは下に落としてしまいました。でも平らなところだっんで」3オン1パットのバーディ。前半で貯金を2つ増やした。「緊張しはじめた」という12番でボギーを叩いたものの、以後はスコアカード通りのゴルフができた。
「今年の目標はシード入りです。そのためには何回か優勝争いもしなければならないとは考えていました。今回はつぶれて当然。健闘できれはいいと考えていました。経験を積んで来年あたりにはなんとか勝とうと思っていた」という佐藤。設定した目標より、ずいぶん早く優勝がころがりこんできた。
<< 下に続く >>
丸山茂樹とはジュニア時代の仲間。高3で一緒に世界ジュニアに出場した。ああ、いいな...と思ったのがアメリカへ留学するきっかけとなった。「慶応を受けたんですが落ちてしまって。サラリーマンの家ですから、あんまりお金のかかる大学へは行けないし、浪人はいやだったんで米国を選んだんです」
今年のフジサンケイでの久保谷健一の優勝が刺激になったという。「年の近い人の活躍は刺激になります。でもボクが勝ってたということは、誰でも優勝できるってことですよ。みんなに自信を与えられたんじゃないかな」 まだ27歳。今年は20代が活躍している。こういう刺激の好循環は大歓迎です。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!