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大混戦からフランコが一歩抜け出す

一時は5アンダー付近で団子状態になる大混戦模様だったが、終盤で整理(?)され、結局はカルロス・フランコが7アンダーの単独首位。2位にはステディなハミルトン、踏みとどまった金子柱憲。4位グループには追い上げてきた尾崎健夫、また巻きなおしてきた日下部光隆などなど。先週から明るい表情の中島常幸も2アンダーと上がってきた。

フランコは6バーディ、2ボギー。「ドライバーは2度しかミスしなかった」が、そのたった2度のミスがボギーにつながった。そこが川奈の怖さ。 「バーディチャンスは10回くらいはあった。半分しかとれなかったが、それでも4アンダーは力を出し切った結果だ」とスッキリしている。6アンダーとか8アンダーが出るコースではないという。それどころか「3日間よくても、最後で平気で75を叩くこともありうる」。 最終日に最高のプレーをした男が優勝するコースなのだと解説した。

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「14番までは退屈なゴルフだった」というハミルトンは15番でバーディ。16番ロングホールでは右バンカーから214ヤードを4番アイアンで乗せてのイーグル。17番もバーディ。 「今年の川奈がいちばんタフなんじゃないかな。グリーンも相変わらず難しいし」

金子柱憲は辛抱の71。 「アイアンに嫌われながらしのいだという感じ。そういう中でのパープレー、2打差だからチャンスはある」 最終日で回るのは久しぶりで緊張したが、途中からは「やっぱり、いいものだなー」と感じ始めたとか。

尾崎健夫はバーディを外しまくった。 「12番から16番まで外した。ショックだよ。川奈のグリーンはなかなか入らないんだけど、だからこそ入ってほしい」 最終日は「入れたいと思う距離」に乗せたいと言う。入れたいと思えるのはせいぜい3~4メートル。5メートルもあると狙うのは不可能、刻まざるをえない感じのグリーンらしい。

このところ外国人選手の優勝が多いことを憂いている。 「ギャラリーの興味が減るのも問題だし、ボクたちのことより、今の若い子(選手)たちにとって、しばらく外国勢が壁になってしまうような予感がする」という。本人は体調万全。 「ケガが直った後って、へんな力が出るね。パワーが痛みから開放されたためかな」

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1998年 フジサンケイクラシック



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