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優勝はフィジーから来た男、D.チャンド!

「明日も66でプレーできればチャンスはある」と語っていたディネッシ・チャンド。ちょっと計算は狂ったが33-35の68。余裕の初優勝をとげた。加瀬秀樹はインで大きく崩れて7位に後退。2打差の2位には32-34の66と猛烈に追い込んだ田中秀道が食い込んだ。

チャンドは1番2番をバーディで発進。7番10番もバーディとして13番 556ヤードはドライバー、スプーンでつなぎ、残り30ヤードをチップインのイーグル。「16番でボードを見たら4打差あった。これなら上がりをボギーボギーでも大丈夫かなと思った。無理をすると昨日のように失敗するから・・」

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思った通り(?)の連続ボギー。最後の18番は加瀬のシャンクを見てしまい、怖かったという。しかし、それでも2位に2打差をつけて余裕で逃げきることができた。
13番でSWが直接入ったとき、優勝を意識した。「勝ちたかった。300ヤード近くは飛ぶのに、どこがいけないのか、どんなところで失敗しているかいろいろ教えてもらって、SW、ショートゲームをいっしょうけんめい練習しました。そうやって練習した成果が、出ました」

こんなに大勢の人の前でプレーしたのは初めてという。「軽く打とうとするとドキドキしてミスしてしまう。だから、思い切り打ちました」と言う。「人が多いのが好き。ギャラリーが多いと心まで広くなるような気がする。今日はギャラリーの前で胸を張って歩けた。」とも言う。

フィジーを出るとき、 「総理大臣」から「頑張ってこい」と言われた。日本人観光客の多いフィジー。これでまたフィジーの名前を少し広めることができた。
「日本で結婚して子供が生まれてから、プロテストにも通ったし、いいことばっかり」というチャンド。嬉しい優勝。言葉だけではなく幼いころから本当にハングリーに生きてきた男が、初めて大きなごほうびをもらった。

「大きい賞金です。ほんと、大きい。奥さんと相談しないといけないですね。今までお金がなくて安いホテルに泊まったり、安いゴハンを食べたり、ほんとうに厳しかった。これでほんとに楽になりました。心配しないでゴルフができます」

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1998年 デサントクラシックマンシングウェアカップ



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