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ン? 賞金王逆転の可能性も・・・

北風吹き荒れた2日目ほどではなかったが、今日もまた冷え込む1日だった。苦しむ選手が多い中、ひとり伊沢利光だけはバーディを取りまくり、6バーディ1ボギー。一時は10アンダーにまでスコアを伸ばした。しかしここまで伸ばしたらもう明日の優勝は確定か?と思われた18番、名物ショートホールでまさかのダブルボギー。

終わってみれば2位・細川和彦に4打差の8アンダー。もちろん大有利であることに間違いはないが、まだ紛れの要素が残るアドバンテージだ。

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伊沢は2番で3メートル、6番ロングは4メートル、11番ではなんと10メートル、15番4メートルと長いパットを入れまくった。16番は2メートルに付けてこれもバーディ。17番ロングは2オンしてのバーディ。グリーンを外した最後の18番がもったいなかった。

「18番は2打目で3メートルくらいに寄った。それをボギーでもいいやという感じではなく、なんか入るんじゃないかな、というイメージがあって、ごく普通に打ってしまった。返しのパットも左には行かないと読んだのが、ちょっと左に切れてしまった。このホールだけは予定外」

2オン3パットのダブルボギー。それでもまだ4打の差を保った。「差はいっぱいあった方がいいです。明日も今日くらいの調子なら3アンダー、4アンダーはでそうな感じはするんですけどね。今日くらいの天候なら・・」 寒いのは決して好きではないという。

現在、海外賞金をふくめると、伊沢とトップ尾崎直道との差は3600万。もし今週を勝って3000万円をプラスすれば、グイッと首位に詰め寄ることになる。そうなれば、すべては最終戦・沖縄オープン次第ということにもなりかねない。以前から「いちばん不気味なのは伊沢だよ」と言っていた直道の予想が当たりそうだ。

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1999年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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