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3人プレーオフ制して宮瀬博文、2年ぶりV

アドバンテージを持ってスタートした川岸良兼がダブルボギーを打って崩れた。宮瀬博文が伸ばした。しかし崩れかかった川岸がまた生き返り、強敵ダレン・クラークがスコアを伸ばして先にホールアウト。宮瀬も最終ホールで1打、2打をミスってバーディが取れず、3人が14アンダーで並ぶというややこしい展開になってしまった。
しかしプレーオフ1ホール目で川岸が脱落。2ホール目でクラークがボギーとして優勝は宮瀬博文。97年の札幌とうきゅうに続く2年ぶりのツアー2勝目。大きな試合で復活ぶりを見せてくれた。

宮瀬とプレーオフの相性は、あまりよくない。今年もジュンクラシックでのプレーオフ、いきなり池にいれて敗退。だから2ホール目、クラークが下り2メートルのパーパットを打つときは神に祈る気持ちだった。「頼む、勝たせてくれ!という気持ち。どうしても勝ちたかった試合です。ほんとうに良かった。むちゃくちゃ嬉しい」
去年は最後の最後までシードが決まらなかった。カシオで10位賞金を稼ぎ、大京は1打差でなんとかの滑り込みセーフ。苦しい年だった。このとき加瀬秀樹に言われたという。「1打の重みを肝に命じたはずだ。いい勉強にしろよ」と。その言葉を肝に命じた。
「横山さん(ギリギリでシード落ち)には悪かったけど、なんとかシードを取れた。たった1打の差です」 そして今年は緒戦の東建から1打1打を大切にという気持ちでプレーを続けた。
そのおかげか今年は既に3500万円弱を稼いで当確。気持ちに多少だが余裕もあった。1打を大切にする気持ちが蓄えてくれた余裕と勝利。そして今週。優勝賞金を合わせると6200万円強。おまけにこの勝利で日本シリーズ出場も決めることができた。

川岸良兼は悔いがのこる。2番3番をボギー。「じっくりやればよかった。早くイーグルを取って決めてしまおうと思った・・。7番のダボで終わったと思ってしまった。後は優勝争いを忘れてスコアを元に戻そうとしただけ。よくここまでできたと思う」
自分が変なゴルフをしたので丸山もおかしくなったのでは、とも感じている。先輩としての責任。「丸山も10番11番と3パット。自分がしっかり行っていれば奴も来たんじゃないだろうか・・」

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1999年 住友VISA太平洋マスターズ



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