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決勝は横尾要vs谷口徹

3回戦と準決勝の計36ホールが行われるた雨の3日目。選手の疲労の色が濃くなってくる。午前中の3回戦、R.バックウェルvs芹沢信雄はバックウェルにいいところがなく、ワンサイドの試合運びで芹沢が6ホール残しで圧勝。マッチプレーと相性がいいんだろうか。
横尾要vsD.スメイルは14番15番を連取した横尾が3ホール残して勝ち。
伊沢が敗退した後の有力候補だった佐藤信人谷口徹のマッチは終始谷口が押し気味で運び、17番バーディで谷口が決着を付けた。
室田淳vs飯合肇は接戦。16番で室田が1ダウンまで持ち込んだが、17番18番と戻すことができず18ホール終わって飯合 肇の1アップ勝利となった。

午後の準決勝は芹沢信雄と横尾要。一進一退の試合運びだったが13番でオールスクェア。横尾要が17番18番と立て続けにバーディを取って2アップ勝利を納めた。また谷口徹飯合肇のマッチは谷口 徹が押し気味に進め、13番14番15番と連続してホールを奪い、3ホール残しての勝利となった。明日は横尾要谷口徹。ちょっと展開の予想のつかない若手同士の対決になった。

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強敵・芹沢に勝った横尾要。「今日はボギーが2つあったけど、バーディが7つ。内容としてはいいゴルフをしてると思います」

やはり芹沢は戦いにくい相手だった。 「曲がらないし、アイアンは切れるし、パッティングはうまいし。でもそのパッティングがあまり調子よくなくて、覚悟していたパットも外してくれた。助かりました」 しかも上がりホールはバーディ、バーディで締めくくれた。 「相手のミスでは勝ちたくなかった。上がり2ホールのバーディで勝ててよかったです」

明日はたとえ90叩いても2位。負けても賞金1500万円だ。 「2位でも普通の試合の優勝賞金というのは魅力ですね。でも賞金より5年シードより、やはり勝ちたいです」

谷口徹は「終わってみれば大差。でもアップしていてもあまりリードしていると思わないほうがいい。ガツガツしないで、そこそこの所に乗せていく。5メートルに乗せればチャンスなんだから」

ただし相手が遠くに乗せたときは、もちろんピンを狙う。そういうチャンスはしっかりモノにしないといけないのだそうだ。 「今年は2位や3位はあるけど優勝がない。淋しい」ともいう。 「2位じゃ記憶に残らないです。やはりチャンピオンでないと・・」

(注) マッチプレーの結果で2-1(2エンド1)とは1ホール残して(17番で)2アップの勝ち。19H 1upはエキストラホール19番ホールで勝負が決まり1アップ勝利の意味です。18番で決着がついた場合は1up、あるいは2upとなります。

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2000年 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯



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