前回出場2年前の大会では5位フィニッシュ。宮里優作が今季最終戦で好発進を決めた。

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇東京よみうりカントリークラブ（東京）◇7,023ヤード（パー70）

今季優勝者や賞金ランキング上位者など30名のみが出場できるエリートフィールドで、今季1勝の藤本佳則、未勝利で最終戦を迎えた宮里優作と近藤共弘の3人が「66」で回り、4アンダー首位タイに並ぶ好スタートを切った。

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3人はいずれも5バーディ、1ボギーでラウンド。賞金ランキング24位で2年ぶりの出場を決めた宮里は前半4番でボギーが先行するも、後半だけで4バーディを奪い首位争いに名乗りを挙げた。今季はツアー初勝利のチャンスを惜しくも逃し続けてきた宮里が、最終戦での悲願達成へ向けて残り3日間を戦う。

3アンダーの4位タイに、こちらもツアー未勝利の山下和宏ほか、谷原秀人、呉阿順（中国）、イ・キョンフン（韓国）の4人。2アンダーの8位に小田孔明、さらに1打差の9位に大会初出場の小平智、キラデク・アフィバーンラト（タイ）ほか、片山晋呉、平塚哲二、丸山大輔、薗田峻輔の6名が続く。

前週2位に終わった池田勇太はイーブンパーの15位。大会4連覇がかかる藤田寛之は2つのダブルボギーを叩くなど「75」と崩れ、最下位に並ぶ5オーバー28位と大きく出遅れた。