池田勇太が2013年の選手会長に就任
2001年 全日空オープンゴルフトーナメント
期間:09/13〜09/16 場所:札幌GC輪厚コース(北海道)
林根基がどんどん伸ばす、中嶋常幸も追い上げてきた
国内男子ツアー「全日空オープン」の3日目は、輪厚コースらしくない風のない穏やかな1日となった。そして、前日単独トップに立った林根基が大きくスコアを伸ばした。
8アンダーからスタートした林は、前半5番パー5でバーディを奪った。そして後半はショットがピンに絡みだし10番から3連続バーディを奪うなどスコアを5つ伸ばした。初日と同じ66をマークし2位に4打差をつける14アンダーで、今シーズン2勝目に向け最終日を迎える。
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「パターも悪くない。昨日はライン読むのを考えすぎだったので、今日はあまり考えないで見た目通り打った。ここのコースは難しくないけど、グリーンは芝目もあるし難しいかも。明日は明日だし、スポーツは終ってみないと結果はわからない」
2位も前日と変わらずS.レイコックとS.テイトの2人だった。しかし、2人はこの日スコアを3つ伸ばしたが、林との差は開いてしまった。同じオーストラリア出身のレイコックとのラウンドとなったスコットは「今日は、林がいいプレーをしていた。今日は仲の良いスコットと一緒で、とても楽しくプレーできて緊張もせずにまわれた。トーナメントでこういう組み合わせは初めてなので、明日も一緒で嬉しい」初優勝を狙う2人にとっては、楽しみながら林を捕らえることができるだろうか。
初日から第2グループに追いやられている日本勢だが、今週は日替わりでベテランが気迫を見せている。初日はジャンボ、2日目が尾崎直道ときて、この日は中嶋常幸がスコアを伸ばした。
前半2つ、後半3つのバーディを奪い、ノーボギーの5アンダーを出した中嶋が通算8アンダーで4位に浮上した。「今年の目標にしている一球をムダにしないというのを守っているだけ。ミスも出るけど、雑の打たないように、一球を大事にするのを守っている」