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鈴木はプレーオフで散った。林根基が日本ツアー初優勝

国内男子ツアー「アイフルカップゴルフトーナメント2001」の最終日。2位に3打の単独首位でスタートした鈴木亨が突然崩れた。序盤2、3番を連続バーディ、5、6番でもバーディを奪い21アンダーまで伸ばした鈴木は、前日予想していた22アンダーまで後1つ、後続組を引き離し独走になるかと思われた。しかし、9番でボギーを叩くと、10番では木の根っこにボールが行き、出すだけで結局ボギー。11番では初めての3パットで3連続ボギーを叩いてしまった。その後は踏ん張ったが、17番パー5でもバーディを奪えず18アンダーでフィニッシュ。

その鈴木を捕らえたのは、2位タイからスタートした林根基。前半で17アンダーまで伸ばした林は、終盤の17番パー5で確実にバーディを奪い18アンダーまで伸ばし、鈴木とのプレーオフに持ち込んだ。

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「前半、鈴木さんが伸ばしていたのでチャンスがないと思って、2位を狙いに行った。でも鈴木さんの3連続ボギーでまだチャンスがあると思って一生懸命やった」

一方、先日のタマノイ酢では、プレーオフでまさかのティショット2連続OBで敗れた鈴木には、嫌な展開となったが、「プレーオフになって、やだなあとは思わなかったけど、プレーオフこれで3敗目なんだよね」。

1ホール目は共にパー。2ホール目で、先にセカンドショットを打った林はピン右手前6メートルにオン。鈴木はティショットで林を15ヤードオーバードライブしたが、セカンドでグリーン左奥に外してしまった。そして林がバーディパットをしっかり入れて勝負あり。日本ツアーでの嬉しい初優勝を飾った。

「まあ、プレーオフで林さんがバーディを取っちゃったから仕方ないし、いいプレーをしていたので、林さんをたたえてやってください」またしてもプレーオフで敗れた鈴木だが、このような負け方は癖になる前に、早めにすっきりと勝って吹っ切ってもらいたい。

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2001年 アイフルカップゴルフトーナメント



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