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福沢義光、気合いのイーグルで逆転初優勝を飾った。

国内男子ツアー「タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント」の最終日。もつれた優勝争いは最終18番にドラマが待っていた。

3日目に15アンダーで単独首位に立った宮本勝昌は自らスコアを落とし優勝争いから脱落してしまった。そしてスコアを伸ばして来たのが10アンダー7位からスタートした鈴木亨。6つのバーディを奪った鈴木は16アンダーで後続組を待つ形となった。

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16アンダーの鈴木を追いかけるのは、初日トップに立ち上位をキープしてきた福沢義光宮里聖志。16、17番と惜しいバーディを逃した福沢は14アンダーのまま最終ホールへ。一方宮里聖志は17番パー3でグリーンエッジからチップインバーディを奪い15アンダーまで伸ばした。福沢はツアー12年目の37歳、宮里は昨年プロ入りしたばかりの22歳と対照的ではあるが、共にこの試合で初めて最終組を経験、勝てば初優勝という2人が優勝争いに加わる展開となった。

最終組の1つ前を行く福沢の18番ティショットはフェアウェイ左サイド、およそ305ヤードへ。第2打をスプーンで打ちグリーン右端に2オン。入ればプレーオフという20メートル以上あるイーグルパットをカップのど真ん中に入れた。「カップから5メートルぐらい手前で自分の思ったラインと重なってきて、ゾクゾクゾクとしてきた。そしてど真ん中から入っってくれた。まあ、2度と入らないでしょうね」

最終組の宮里は第2打でグリーン手前までもっていき、17番と同じようなアプローチでボールはピンに向かった。カップの縁にかかったがボールはそのまま滑りぬけピン奥3メートルの位置で止まった。このバーディパットを沈めれば16アンダーに並ぶ大事な局面、読みきったかたと思われたパットはわずかに左に外れてしまった。

プレーオフ1ホール目、先に打ったのは鈴木。飛距離の出る鈴木は2オン狙いでフェアウェイの狭いところに持っていきたかったが、ボールは右に逸れてしまいOB。対する福沢はドライバーで確実にフェアウェイを捕らえた。そして、鈴木の打ち直し3打目は初級と同じように右にOBとなってしまった。2打目を刻んだ福沢は3打目でピン横2メートルにつけ、初優勝となるウイニングパットをバーディで決めた。

12年目の初優勝に福沢は「簡単には勝てると思っていませんでしたから。12年といっても、ツアーに出ていたのは6年間くらいですから。前の2位の時は、たまたまチャンスが回ってきただけですから。去年はツアーに出ることができなくて、今年はシード権を取ることが目標ではなく、優勝することが目標。次の目標は、来週頑張って、全英の4人に入れるように努力する」

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2001年 タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント



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