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逆転!D.スメイルが日本オープンに続きツアー2勝目

国内男子ツアー「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」は、大会2日目の土曜日が大雨のため中止。大会は3日間54ホールに短縮、最終日に決勝ラウンドの18ホールストロークプレーが行われた。

予選2日間を終えて単独首位にたったのは、オーストラリアのブレンダン・ジョーンズ。2日目に64をマークして2位に3打差のリードを持った。しかし、最終日は得意のパターが決まらなかったため、2ストロークしか伸ばせず2位で終わった。

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最終日にスコアを伸ばして逆転優勝を果たしたのは、ニュージーランドのデビッド・スメイルだった。8アンダー3位からスタートしたスメイルは、前半に2バーディを奪い34をマーク。後半には11番から3連続バーディを奪い、一気に単独首位まで浮上した。

追い上げる立場になったジョーンズも13、14番でバーディを奪い13アンダーでスメイルに並んだが、スメイルは16番でもバーディを奪い、再び一歩リード。そして、最終18番パー5に入り、ジョーンズの1つ前の組でプレーするスメイルが、見事にイーグルを奪い16アンダーで優勝を決めた。

「今日はムリをするというよりもショットに集中することを心がけた。昨日は、中止になったので、ホテルに帰ってからマット・クーチャーなどと卓球をしてリラックスした.今年勝てるようになった一番の要因は、パッティング。3から4メートルを決められるようになったこと」

スメイルは10月に行われた日本オープンに続きツアー2勝目。今シーズンの賞金ランキングも12位に浮上した。次週は、地元オセアニア地区ではメジャーのオーストラリアンマスターズではなく、日本シリーズに出場する。日本で好調なゴルフが続いているため、このまま最終戦を日本で闘い賞金を稼ぎたいという。

そして、この大会で佐藤信人片山晋呉が優勝できなかったため、谷口徹の賞金王が決定した。谷口自身は体調不良により、今週の試合に欠場したが、逆転の可能性をもつ2人が賞金差を詰められなかったため、最終戦を残して賞金王が決定することになった。

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2002年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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