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2週連続優勝を狙うD.ウィルソンがJ.ローズを捕らえた

国内男子ツアー「中日クラウンズ」は、イングランドからの招待選手J.ローズがいきなり首位に立ち、話題性は高まった。そして、2日目に入り上位陣が伸び悩み混戦状態になってきた。

6アンダー首位からスタートしたローズは、3番、8番でボギーを叩き苦しいスタートになった。しかし、後半は10、12番でバーディを奪いスタート時の6アンダーまで戻した。辛うじて首位はキープしている。

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「全体的に風が強く、今日のラウンドは難しかった。残り2日間プレッシャーをコントロールすることが優勝につながると思っている。今年2回の優勝もそうしており、それが自信につながっている」今シーズン欧州ツアーで1勝を上げ、南アフリカでの試合にも優勝している。

この日最もスコアを伸ばしたのは、先週のつるやオープンで優勝したD.ウィルソンだった。2番パー5で幸先の良いイーグルを奪ったウィルソンは、中盤バーディを重ねて一気に首位争いに加わってきた。

首位に1打差の3位には5人が並んでいる。1番、2番と連続バーディでスタートした宮里優作は、4番でもバーディを奪い首位グループに加わった。しかし、その後はボギーを4つにバーディが3つ、出入りの激しいゴルフになってしまった。

さらに1打差の4アンダー8位に白佳和がつけている。5アンダー3位からスタートした白は、ボギーを叩きながらもバーディを4つ奪い13番を終了した時点では7アンダーで単独首位に立っていた。しかし、後半ボギーを3つ重ねあっという間に8位まで後退してしまった。

この組み合わせで1人コケてしまったのが伊沢利光だった。前半を1ボギー、後半にもスコアを1つ落としてしまい2オーバー75位と大きく出遅れてしまった。

初日から首位に立ったローズとともに招待選手として参戦している、オーストラリアのA.バデリーは思ったようなゴルフができなかった。初日1オーバー58位と出遅れ、この日挽回するはずが、5番でボギーを叩くと10番では痛恨のトリプルボギー。16番パー4で快心のイーグルを奪ったが時すでに遅し、1ストローク足らずに4オーバーで予選落ちになった。

まだ、予選ラウンドが終了しただけで残り2日間が本番。初日2オーバーと出遅れた伊沢利光がイーブンパーまでスコアを戻し29位まで上がって来た。同じく29位には谷口徹も並んでいるが首位までは立ったの6打差しかない。明日3日目にスコアを伸ばして優勝争いに絡んでくるか注目だ。

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2002年 中日クラウンズ



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