首位に4選手、チャレンジ最終戦は混戦の幕開け/「JGTO Novil FINAL」 初日
2003年 ジョージア東海クラシック
期間:10/09〜10/12 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
シーズン2勝目を狙う田島が首位!谷原も1打差で追う
今年で第34回を迎える男子ツアー第21戦「ジョージア東海クラシック」が、愛知県にある三好カントリー倶楽部で開幕した。先週一週間試合が無かったが、今週から4試合続けて賞金の多い試合が続く。
初日首位に立ったのは、5アンダーをマークした田島創志。8月に行われた「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」で、ツアー初優勝を果たした田島が勢いに乗っている。15番パー5でイーグルを奪い、この日のバーディは6つ。ボギーも3つ叩いているが、2位に1打のリードを奪った。初優勝の時は初日から首位に立ち、4日間首位の座を明け渡すことなく完全優勝を達成した。果たして今週も4日間トップをキープできるか。
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4アンダー2位には、谷原秀人、広田悟、兼本貴司、丸山大輔の4人が並んでいる。谷原も今年6月に行われた「マンダムルシードよみうりオープンゴルフトーナメント」でツアー初優勝を果たし、シーズン2勝目を狙っている。今シーズンの複数回優勝者は、賞金ランキング首位のトッド・ハミルトンの4勝、伊沢利光と宮瀬博文が2勝と3人しかいない。広田、兼本、丸山の3人はツアー初優勝を狙う。
首位と2打差の3アンダーは、横田真一、宮瀬博文、片山晋呉など13人が並ぶ大混戦となった。10番ホールからスタートした片山は、15番から4連続バーディを奪うと、後半も2つのバーディを奪い6アンダーで単独首位に浮上した。ところが、6番でこの日初めてのボギーを叩くと、8、9番の上がり2ホールでも連続ボギー。あっという間に3ストローク後退してしまった。
昨年この大会を制した谷口徹は、2バーディ、1ボギーの1アンダー29位と静かなスタート。同じく1アンダーには、先々週まで2週連続で優勝を逃し2位に終わったジャンボ尾崎も並んでいる。明日以降はこの2人がスコアを伸ばし、大会を盛り上げるか注目される。