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倉本昌弘が突然の大爆発!!12アンダー「59」のツアー記録!

国内男子ツアー第20戦「アコムインターナショナル」が、茨城県の石岡ゴルフ倶楽部で開幕した。前日のプロアマ戦が終わった後に雨が降り出し、この日もいつ降り出してもおかしくないどんよりした空模様。ところが天候とは異なり、突然スカッとするような凄いニュースが飛び込んできた。

48歳の倉本昌弘が、12アンダー「59」ストロークというツアー新記録の打ち立てたのだ。10番ホールからスタートした倉本は、18番ホールで5つ目のバーディを奪い1番ホールに向かった。そして、歴史は塗り替えられた。1番から面白いようにバーディを奪い、6番ホールまで7ホール連続バーディ。7連続というのもツアー記録に並んだのだが、この時点で11アンダーの最多アンダー記録に並んだ。

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残すホールは3つ。あと1つバーディを奪えば日本ツアーでは誰も達成したことの無い夢の50台(1985年くずは国際で入江勉が記録した11アンダー「59」は、2日間で行われた賞金対象外競技)。「記録は知っていた。あと1つで59というのも分かっていたが、最後はノーボギーで上がりたかった」という倉本は、最後のチャンスとなった9番で残り144ヤードを9番アイアンでピン手前9メートル2オン。そして、このチャンスを逃さず12個目のバーディパットを沈めた。

「記録を意識して、7番、8番あたりからしびれた」それでも9番で長いパットを決めるところは天才倉本ならでは。ツアー通算28勝し永久シードを持つ倉本だが、1995年のサントリーオープン以来優勝から遠ざかっている。97年からは選手会としての活動に比重が傾き、2000年には心臓弁膜症の手術を受けるなど、心身ともにトーナメントに集中できるような状態ではなかった。

昨年、中嶋常幸が7年ぶりの優勝を果たすと、選手会などで倉本をサポートしてきた湯原信光は10年ぶりの優勝を果たした。95年以来8年ぶりの優勝は見られるのか、明日以降も倉本のプレーから目が離せない。
今週、出場者としてエントリーしていた伊沢利光は、次週米国で行われるWGCアメックス選手権に出場するため欠場となった。

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2003年 アコムインターナショナル



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