アマチュアの松山が圧巻の逆転V! 遼は8位フィニッシュ(2011年)
2012年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/08〜11/11 場所:太平洋クラブ御殿場コース(静岡)
松山英樹 史上初のアマチュア連覇を狙う
国内男子ツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」は8日(木)から4日間、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開催。アマチュアの松山英樹が昨年覇者としてツアートーナメントに帰ってくる。
2日目の大雨により、54ホールの短縮競技となった昨年大会。松山は最終ラウンドを首位に2打差の2位からスタートし、2イーグルを含む「68」をマークして逆転勝利。倉本昌弘、石川遼に続くツアー史上3人目のアマチュア優勝を果たした。前週は来年の「マスターズ」出場権をかけた「アジアパシフィックアマチュア選手権」で4位に終わり、涙をのんだが「今年に関して連覇ができるのは自分だけ。連覇する気持ちでいないとどんな試合も勝てない」と高い志を持ってタイから帰国した。
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そして1年前、御殿場でディフェンディングチャンピオンの座を奪われたのが石川遼。2010年の同大会を最後にツアー優勝から見放されている。それでも昨年大会では最終日に17番(パー3)で自身ツアー2度目となるホールインワンを達成。同学年の松山とともに表彰式に出席し、新時代の幕開けを予感させたのは記憶に新しい。石川は前週をオープンウィークに充て、フレッシュなコンディションでタイトル奪還を狙っている。
現在賞金ランクトップを走る藤田寛之は前週、中国で「WGC HSBCチャンピオンズ」に参戦し11位タイフィニッシュ。世界ランキングも52位に浮上し、年末の50位以内入りが見えてきただけに、モチベーションは高まるばかり。また、今大会には昨年度の賞金王ベ・サンムン(韓国)が参戦。米ツアーのツアープレーヤーとして一年を戦った今年は、これが日本ツアー初出場となる。
【主な出場選手】
松山英樹(アマ)、石川遼、今野康晴、尾崎将司、片山晋呉、久保谷健一、谷口徹、谷原秀人、中嶋常幸、藤田寛之、藤本佳則、ベ・サンムン、宮本勝昌