小田孔明のスイングをスーパースローで見る
2012年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント
期間:07/05〜07/08 場所:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)
首位に韓国勢2人 宮本が1打差の3位、 石川が10位に浮上!
◇国内男子◇長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 3日目◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7127ヤード(パー72)
首位タイからスタートしたイ・キョンフン(韓国)と2打差で追う同郷のキム・ヒョンソンが、通算12アンダーの首位タイに並んでホールアウト。ともに初勝利をかけ、明日は最終組での直接対決に挑む。
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通算11アンダーの3位タイに、宮本勝昌、小田孔明、鈴木徹、H.W.リュー(韓国)、リャン・ウェンチョン(中国)の5人。さらに1打差の8位タイに、手嶋多一と今野康晴が続く。27位タイからスタートした石川遼は6バーディ、ノーボギー、この日のベストスコアとなる「66」をマーク。ムービングデーの波に乗り、首位に3打差の通算9アンダー10位タイに詰め寄った。
<来月40歳 宮本勝昌が3位タイに浮上>
初勝利を狙う2人の韓国勢がトップに立つ中、2010年の「日本ゴルフツアー選手権」以来の通算9勝目を狙う宮本が1打差に迫った。自身の今季ベストスコア5バーディ、ノーボギーの「67」をマークし、最終日最終組のラウンドをゲット。「内容は昨日のほうが良かった」と話しながらも、4番で4メートル、7番で7メートルのバーディパットを沈めるなど、チャンスを活かして11位タイからの浮上を決めた。
今季は既に4度の予選落ちを喫し、2週前の「~全英への道~ミズノオープン」では2日目に腰痛のため途中棄権。日本ツアー記録である151試合の連続出場(2005年の「アジア・ジャパン沖縄オープン」から昨年11月の「カシオワールドオープン」まで)を持つ鉄人にとっては異例の事態だった。それでも下を向く暇は無い。来月28日に40歳を迎える中「体が丈夫なのが取り得と思っている。まだ8勝。9勝、10勝したいし、40歳でも50歳でも勝てるような選手になりたい」と意欲は尽きない。
今週のプロアマ戦では、親交のあるジョッキー、田中勝春とラウンドをともにした。大の競馬好きで知られる男は「同じ世代。ゴルフ界も競馬界も盛り上げよう」と健闘を誓い合ったばかり。「フィーリング的には悪くないと思っている」。今季ここまでのモヤモヤを北の大地で振り払う。