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悪天候で順延もルーキー川村昌弘が暫定首位に浮上!

◇国内男子◇日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2日目◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7313ヤード(パー71)

日中の雷雲接近により、午後3時29分に競技が中断。そのままサスペンデッドとなり、第2ラウンドが翌2日(土)に持ち越された。37人がホールアウトできなかったが、初日に「66」をマークし5アンダーの2位タイから出たルーキーの川村昌弘が、10ホールを消化して5バーディ(ノーボギー)を奪い、通算10アンダーとして暫定首位に浮上した。

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通算8アンダーの暫定2位にこの日「64」でホールアウトしたキム・キョンテ(韓国)。前週優勝の藤田寛之は「65」で回り、キム・ドフン(韓国)と並び通算7アンダーの暫定3位タイとしている。

藤本佳則上平栄道ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が6アンダーの暫定5位タイ。この日、6ストローク伸ばした池田勇太が通算5アンダーの暫定8位でホールアウトした。初日単独首位発進の小林正則は「79」と崩れ通算1オーバーの暫定45位に後退した。大会3日目の2日は、午前6時45分から第2ラウンドの未消化分を再開。その後、午前10時30分から、アウト、インの2ウェイスタートで決勝ラウンドを開始する予定。

<川村は第2ラウンド8ホールを残して暫定単独首位>
暫定単独首位に浮上した川村昌弘は、11番(パー4)のティショットを打った時点で雷雲接近による警報が鳴り競技中断。通過に時間を要すると判断され、選手はクラブハウスに引き上げた。トップとはいえ、このラウンドを8ホール残しているだけに「まだ18ホール終わっていないし、今の時点では完結していないので何とも言えません。明日は長い1日になると思うので、集中力を切らさないように頑張ります」と足早にクラブハウスを後にした。

キム・キョンテが「64」で暫定2位浮上>
2011は国内男子ツアー1勝、2010年にはツアー3勝を挙げ賞金王を戴冠した韓国のキム・キョンテ。今季は「つるやオープンゴルフトーナメント」での9位タイが最高位とやや減速気味のシーズン序盤を迎えているが、この日は7バーディ、ノーボギーの「64」をマークした。「先々週くらいまでドライバーが非常に悪かった」とティショットの不振が続いたが、リズムを調整したことで「先週あたりから良くなってきており、今週はさらに良くなっている」と復調の兆しが見えはじめた。

韓国でも有名だと話すここ宍戸ヒルズカントリークラブの難コースセッティング。グリーンの難しさを挙げる選手が多い中で、キムは「ティショットさえまっすぐに出れば大丈夫」とフェアウェイキープを攻略のポイントに挙げる。この日7つのバーディを量産するも「13、16、18番も、チャンスにつけたけど、入らなかったのは悔しい」とパットは絶好調で首位の川村に2打(※暫定)と迫った。「プレッシャーはないです。試合はメジャーも、普通の試合も変わらないと思っているけど、メジャーで優勝できたらやっぱりうれしい」と意欲。迎える決勝ラウンドで優勝争いに名乗りを挙げた。

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2012年 日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills



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