ブレンダン・ジョーンズのプロフィール&戦績
2012年 東建ホームメイトカップ
期間:04/12〜04/15 場所:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)
B.ジョーンズが逆転で開幕戦V!遼は伸ばせず10位
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ最終日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード(パー71)
首位に3打差の6アンダー6位タイから出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が9バーディ、ノーボギーの「62」を叩きだし、通算15アンダーとしてツアー通算11勝目を2012年の開幕戦で飾った。
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2打差の2位に小田龍一。通算12アンダーの3位に小山内護が続いた。3日目を終えて単独首位の片山晋呉は谷原秀人、冨山聡と同じく通算11アンダー4位タイ。今大会がプロ転向後初戦となった藤本佳則が「64」をマークして通算10アンダー、7位に食い込んだ。
7アンダーの3位タイから出た石川遼は「71」とスコアを伸ばせず、池田勇太、藤田寛之、星野英正と並び通算7アンダーの10位タイに終わっている。
<9バーディ!ブレンダンの独壇場>
最終組の片山晋呉、小田龍一、小山内護の3人がスコアを伸ばし、4番パー5を終えて10アンダーのトップに並んだ。この3人の優勝争いとなるかと思われたが、1つ前の組でラウンドしたブレンダン・ジョーンズが怒涛のバーディラッシュで抜け出した。
前半こそ3バーディに留まっていたが、10番、11番で連続バーディを奪うと、14番から17番パー5まで4連続バーディを奪い通算15アンダーまで伸ばした。16番では20mを超える長いパットが決まるなど「今週は本当にパッティングがよく入ってくれた」と振り返るブレンダン。
オフシーズンはほとんど練習をせず家族との時間を大事にしたという。「去年は次男の夜鳴きがひどく、奥さんも寝不足になったりして、自分もゴルフに集中できなかった。でも今年は治まったので安心してゴルフができる。オフは奥さんが友達と会ったりできる時間を作ってあげました」。家族と過ごすことを重要視するブレンダンは、ここ1週間しか練習をしていないとつけ加えた。
これで、日本ツアーは通算11勝。プロ生活25年のベテラン選手になったが、まだチャンスがあれば勝ちたいと意欲的。次週の「つるやオープン」は過去3勝し、その翌週「中日クラウンズ」には昨年優勝を果たした。この2試合も「優勝を狙いたい」と目を輝かせた。