小林正則の戦績・プロフィールなど
2011年 日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills
期間:06/02〜06/05 場所:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城)
小林が単独首位に! 遼は2週連続の予選落ち
茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開幕されている、国内男子ツアーの今季メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」の2日目。首位タイからスタートした小林正則が3ストローク伸ばし、通算5アンダーの単独首位で決勝ラウンドを迎える。
通算4アンダーの単独2位にキム・ヒョンテ(韓国)、通算3アンダーの単独3位にS.K.ホ(韓国)。通算2アンダーの単独4位に山下和宏が続いている。山下と並び首位タイからスタートした小泉洋人は、丸山大輔、J.チョイと並び、通算1アンダーの5位タイに後退。大会連覇がかかる宮本勝昌は4ストローク伸ばし、通算3オーバーの23位タイに浮上した。119位タイからスタートした石川遼は6ストローク落とし、通算18オーバー119位タイのままで予選落ちを喫している。
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<2勝目を狙う小林正則がトップをキープ>
2アンダーの首位タイからスタートした小林は、前半2番(パー5)で残り190ヤードの第2打を5番アイアンで2オンに成功すると、2パットで確実にバーディ。6番でボギーとするが、後半インも魅せた。「完璧でした」という15番(パー5)は圧巻。フェアウェイから残り240ヤードの第2打を3番アイアンでピンそば2メートルにピタリ。イーグルを奪ってガッツポーズを作った。初勝利を挙げた「とおとうみ浜松オープン」からわずか2週間で、日本タイトルも届く位置に。「また勝ちたいなんて、とんでもない。でも、できれば優勝したい。それに向けてベストは尽くします」と決勝ラウンドへ気を引き締め直していた。
<山下和宏は2日続けて「70」をマーク>
初日の雨は上がったとはいえ、この日もタフなコースに多くの選手が苦しむ中、山下は2日連続で2バーディ、1ボギーと安定感を発揮。3番(パー3)でボギーを先行させるが「チャンスは来るだろうと思って、ボギーを減らそうと心掛けていた」と、その後は冷静に対処。後半に入って2つバーディを奪った。河井博大、小林正則と今季はツアー初優勝者が続出。「河井さんはタイプ的にも似ているし、刺激になります。気後れしないように頑張りたい」と、その流れに乗って悲願を成就させたい。
<石川遼は挽回できず2戦連続の予選落ち>
初日に大崩れした石川は、汚名返上とはいかなかった。パットが極度の不調に陥り、3番(パー3)では1.5メートルのバーディチャンスから、なんと3パット。後半にも13番で4パットするなど、グリーン上で表情が凍りついた。結局3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの「77」で通算18オーバーの119位。「ストロークがバラバラだった。練習していきたい。これが自分の実力です」。この日は、2日目としては大会史上最多の4970人のギャラリーが来場したが、前週の「ダイヤモンドカップゴルフ」に続く予選落ち。唇を噛みながらコースを後にした。