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宮本の猛チャージ届かず 谷口拓也がツアー初優勝を飾る!

鳥取県の大山アークカントリークラブで行われている、国内男子ツアー第15戦「アイフルカップゴルフトーナメント」の最終日。3日目を終えて首位に立つのは、初優勝を狙う谷口拓也。これを深堀圭一郎S.K.ホが追走、さらには1つ前の組でラウンドする宮本勝昌が猛チャージをかけ、上位は大混戦となった。

首位と5打差からスタートした宮本は、バーディチャンスをことごとく決めると、7番パー5で下り4メートルのイーグルパットを決め一気に11アンダー。昨年に続き最終日に猛チャージをかけ、首位を走る谷口に肉迫。

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一方、最終日最終組でスタートするのは初めての谷口は、出だし1番、2番で連続ボギーを叩き出鼻をくじかれた。だが、3番でバーディ、そして4番ではピンをかすめるスーパーショットで連続バーディを奪い嫌な流れを払拭。さらに8番でもバーディを奪い12アンダーで首位をキープしたまま前半を折り返した。

最終組を回る深堀圭一郎S.K.ホは、なかなかバーディを奪えず足踏み状態。終盤に差し掛かり優勝争いは、谷口と宮本の2人に絞られた。1打リードする谷口は、終盤16番パー3で痛恨の3パットでこのホールをボギー。これで宮本と並んでしまったが、すぐさま17番パー4でバーディを取り返し再びリードを奪う。

そして迎えた最終18番、前の組でラウンドする宮本は、ティショットを左のラフに捉まるが寄せワンでしぶとくパーをセーブ。通算12アンダーで最終組を待つことになった。1打リードとプレッシャーのかかる18番、谷口はティッショット、セカンドショットとすばらしいショットを重ねバーディフィニッシュ。最終日は出入りの激しいゴルフとなった谷口だが、この死闘を制し、嬉しいツアー初優勝を飾った。

プロ3年目東北福祉大出身24歳の谷口は、たとえ失敗しても常に楽しみながらラウンドするプレースタイル。若手プロ登龍門であるこの大会を制し、後半戦に向け楽しみな選手が現れた。

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2004年 アイフルカップゴルフトーナメント



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