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JGTOがタイトル奪還! 上田VS谷口の直接対決も実現!

PGA(日本プロゴルフ協会)、JGTO(日本ゴルフツアー機構)、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の国内3大ツアーによる対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2007」の最終日。第3回を迎える今大会、初日トップに立っていたJGTOがこの日も安定したチームワークを見せ、追いすがるPGAを1ポイント差で振り切る勝利。第1回大会に続く2度目のタイトルを手にした。

午前に行われた第3ステージは、各チーム2人がペアを組み、1つのボールを交互に打つオルタネート方式のダブルス戦。第1組では、谷原秀人深堀圭一郎が組むJGTO、そして中嶋常幸室田淳のPGAが3アンダーで並びホールアウト。2.5ポイントずつを分け合い、着実にポイントを加算させる。2組目に入ると、片山晋呉谷口徹が組む“最強コンビ”が爆発。この組で2位の上田桃子全美貞が組むLPGAに3ストローク差をつける2アンダーで首位とし、3ポイントを加算。JGTOが19.5ポイント、PGAが15ポイント、LPGAが13.5ポイントと、JGTOがリードを広げて最終ステージを迎えた。

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最終ステージは、各チーム4人ずつが出場し、9ホールのストローク方式で競うシングルス戦。一番の注目は、中嶋常幸、谷口、上田が共に回る最終組だ。獲得賞金額を始め、かねてから上田を意識する発言が多かった谷口。「念願が叶った」という上田とのラウンドは、互いにバーディを獲ればガッツポーズが飛び出す熱戦に。最終的には共に2アンダーでホールアウトし、賞金王同士の争いは引き分けに終わった。ポイント争いでは、中嶋が4アンダーと頭1つ抜け出して3ポイントを獲得。そのほか、友利勝良と室田も首位でホールアウトし、PGAが猛烈な追い上げを見せた。

最終的には、初日に稼いだアドバンテージを活かしたJGTOが、2位に1ポイント差に迫られながらもタイトルを奪還。PGAは3年連続で2位にとどまり、ディフェンディングチャンピオンのLPGAは第1回大会以来の最下位に終わった。

また、今大会の収益、及びチームの獲得賞金の一部は、「NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク」と「社会福祉法人全国社会福祉協議会」に寄付される。

2007年 Hitachi 3Tours Championship 2007



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