逆転賞金王へ向け、首位を視界に捉えた片山晋呉

兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で行われている国内男子ツアー第20戦「ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」3日目。前日が雷雨による中断の影響で日没サスペンデッドとなったため、この日は7時30分から第2ラウンドの残りが行われ、11アンダーで藤田寛之とフランキー・ミノザが首位に並んだ。

そして10時から第3ラウンドがスタート。第3ラウンドに入って猛チャージを掛けてきたのが、現在賞金ランキング2位の片山晋呉だ。通算5アンダー19位タイからスタートした片山は、1番をバーディとすると、前半だけで4つスコアを伸ばして折り返す。後半に入っても2バーディを奪い、しかもこの日はノーボギー。「66」を叩き出して通算11アンダーとし、首位と2打差の3位タイに浮上した。

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藤田とミノザの首位争いは一進一退。最終18番でバーディを奪い、4バーディ2ボギーで通算13アンダーとした藤田が単独首位に立ち、2バーディ1ボギーで通算12アンダーのミノザが1打差2位で最終日を迎える。共に勝てば今季初優勝となる。

通算11アンダーの3位タイは片山と菊池純の2人。通算10アンダー5位に篠崎紀夫が続いている。賞金王争いをリードする谷口徹は、通算6アンダーの16位タイ。